東条秋津窯 Tojyoakitsugama

藤村拓太 Fujimura Takuta

窯元  :  東条秋津窯

産地  : 兵庫県 加東市

住所  : 〒673-1302 兵庫県加東市秋津2001-175

兵庫県加東市秋津。日本酒好きの方なら、必ず聞いたことがあるこの地名は、特A地区特上米『山田錦』の産地である。日本一の酒造好適米と言われているお酒造り専用のお米『山田錦』。その中でも最高品質の山田錦が生産されていると言われているの加東市秋津となっている。

この地で作陶をしている東条秋津窯の作り手である藤村拓太さんは、京都府立陶工高等技術専門校を卒業後、唐津の故中川自然坊氏に師事。登り窯を使用して、土の力強さを活かした、シンプルで飾り気のない素直な作品が特徴的だ。また、地域に根ざした作品作りをという思いから、加東市の農家さん協力のもと、特産品「酒米山田錦」を使用した酒器を考案している。『温故知新』を信条に、自然美と人の手のぬくもりを宿した器作りを続けている。

CERANISで制作頂いた器も、加東市の農家さん協力もとで特A地区特上米『山田錦』が生産される田んぼの土から制作されています。田んぼの土を練り込んだ粘土は、とても扱いにくく慎重にろくろ成形されています。白くとろりとした釉薬が灰釉の特徴であり、しっとりとみずみずしい感触で、とても美味しく日本酒を飲むことができます。